法人概要|岐阜救急災害医療研究開発機構

法人概要 平成26年度 活動報告

平成26年度 活動報告

Ⅰ. 地域における救急災害医療に関するセミナー、講演会等の企画・運営事業

1. 第4回岐阜人工呼吸基礎セミナー/第9回岐阜人工呼吸セミナー

内 容: 看護師、医療工学技士、若手医師に対して、人工呼吸使用時の様々な問題点を詳細に講義するセミナー。
実施日:平成26年8月23日(土)、24日(日)
会 場:岐阜大学医学部附属病院
受講生:人工呼吸基礎セミナー:59名/人工呼吸セミナー:45名

2. 岐阜ICLS講習会

内 容: 医師、看護師、救急救命士に対して、心停止における最初の10分間の治療について講義するコース。
日本救急医学会認定コース。
ACLS岐阜受講会、院内ICLS受講会、ICLS指導者養成ワークショップ、計3コース開催。
開催数: ACLS岐阜受講会5回、院内ICLS受講会5回、ICLS指導者養成ワークショップ2回
実施日・会場・規模に関しては事業報告別紙参照。

3. 岐阜ISLS講習会

内 容: 医師、看護師、救急救命士に対して、救急における脳卒中初期診療について講義するコース。
日本救急医学会認定コース。
岐阜県ISLS受講会、岐阜ISLSワークショップの計2コース開催。
開催数:岐阜ISLS受講会5回、ISLSワークショップ1回(初回)
実施日・会場・規模に関しては事業報告別紙参照。

4. 岐阜PSLS講習会

内 容: 医師、看護師、救急救命士に対して、救急における脳卒中における病院前救護について講義・実習する
コース。
日本救急医学会認定コース。
開催数:6回
実施日・会場・規模に関しては事業報告別紙参照。

5. AHA-BLS講習会

内 容: 医療従事者を対象とした、成人・小児・乳児の心停止、気道異物に対する救命処置を実習するコース。
AHA公認コース。 ※平成22年1月より当法人にて運営
開催数:13回
実施日・会場・規模に関しては事業報告別紙参照。

6. AHA-ACLS講習会

内 容: 医療従事者を対象とした、心停止・頻脈・徐脈・急性冠症候群・脳卒中の治療について講義・実習する
コース。
AHA認定コース。 ※平成22年1月より当法人にて運営
開催数:4回
実施日・会場・規模に関しては事業報告別紙参照。

7. MCLS岐阜受講会・Hospital MIMMS岐阜受講会(岐阜DMAT研修会)

内 容: 災害時のDMAT、病院等の連携体制の構築の促進を目的とした災害医療に関する講義。
岐阜県の委託により開催。
またMCLS受講会は岐阜県救急医療研究会との共催にて開催。
実施日・会場・規模に関しては事業報告別紙参照。

Ⅱ. 地域における救急災害医療に関する情報提供事業

ICLS普及用DVD最新版の作成・販売

Ⅲ. 地域における救急災害医療を支える電子システムの研究・開発事業

1. GEMITS(岐阜救急医療連携支援システム)の運用・保守

(1) 救急医療コミュニティシステムの運用・保守

・システムを設置済みの各病院の研修医・医療関係者に向け、システムを使用した医療セミナーを実施した。
 (月に一回程度)
・平成25年度から運用を行っている岐阜県消防医療連携情報センターからの要請による、各病院ドクター・
 コーディネーターによるTVカンファレンスの対応・記録を行った。
・円滑な運用のため各病院システム担当者と当事務局との毎朝の始業点検を実施した。
・病院内ネットワークとコミュニティ端末ネットワークのファイアウォールを介した接続を行い、岐阜大学~
 木沢記念病院~多治見市民病院間での画像共有で労力の低減と所要時間の大幅な短縮が確認された。
・県立多治見病院にコミュニティシステムを導入した。

(2) GEMITSシステムの更新

・救急車と病院の情報連携を行うため、GEMITSネットワークVPN網の拡充を行った。
 (VPN内に最大300台接続可能な設定とした)
・病院前連携(救急車・病院)について、システム開発を行った。
 本稼働までに岐阜県救急システムGEINとの連携調整と救急隊員の運用確認が必要であり、次年度以降の稼働調整を
 行っている。
 また新規参加病院との連携についても次年度から参加可能とする予定である。
・救急医療情報病院間連携については岐阜県医師会の医療情報連携システムとの連携を図りながらテレビ会議を行う
 機能について仕様検討を行っているが、当面は現在の救急医療コミュニティシステムを活用することとした。

2. その他

(1) 岐阜県GEMITS推進事業

・可茂地区の救急車搭載タブレット14台にMEDICA読取機能をインストールし、救急車端末を1台に集約した。
 また次世代GEMITS用サーバーに梅モデルのシステム構築を行った。
 システム本稼動については現在岐阜県と調整中。
 平成27年度からは、全県内救急車144台をGEMITSネットワークに接続しMEDICA情報の連携を開始する予定。
 GEMITS参加13病院は平成27年度中には救急車との情報連携が可能となる。

(2) 保守契約の見直し、経費面の改善を実施。
  平成27年度からの参加病院使用料を年額900,000円から400,000円とし、覚書の更新を行った。

(3) MEDICAに関する県内消防本部等との覚書の更新手続(平成27年3月末までの期間であったため)を行った。

3. 救急医療情報連携地域協議会の開催

※第7回地域協議会:平成26年8月13日(岐阜大学医学部附属病院1階 多目的ホール)
※第8回地域協議会:平成27年3月27日(岐阜大学医学部記念会館2階)

Ⅳ. 地域住民に対する救急災害医療の普及啓発事業

1. 第4回 高橋尚子杯 ぎふ清流マラソン

内 容: 約300名のハートサポートランナーと救護ボランティアを対象として救命講習を行い、ハートサポート
ランナーとしても、実際に走りながら患者発生の事態に備えた。
また、自転車AED隊約30名の派遣を行った。
実施日:平成26年5月18日(日)

2. AED導入10年目 減らせ突然死プロジェクト

内 容: AED導入10年目を記念した上記のプロジェクト関連イベントとして、ぎふ清流マラソン会場内にて参加
ランナーを対象とした救命講習を実施した。
日 時:平成26年5月18日(日)

3. 平成26年度 関市プロジェクト

内 容: 関市の各中学校にて行われた心肺蘇生法及びAEDのトレーニングキットを使った授業(地元中学生
900名を対象とする)にてインストラクターの派遣協力を行った。
実施日:平成26年5月28日(水)~平成26年6月26日(木)

4. PUSH PROJECT

内 容: 岐阜大学医学部附属病院1階イベントコーナーにて、約20名の受講者へ簡易トレーニングキットを使用した
短時間の救命講習を行った。
(全国でPUSH運動)
実施日:平成26年8月11日(月)

5. 第27回 2014いびがわマラソン

内 容: 自転車AED部隊(AEDを所持した自転車巡回救護員約30名)の派遣協力を行った。
実施日:平成26年11月9日(日)
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